ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス(みんなで映画を観よう第2回)

ニューヨーク公共図書館

国会読書倶楽部みんなで映画を観よう第2回。観賞作品は「ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス」。前回の「パブリック図書館の奇跡」に続き、海外の図書館が舞台の作品です。

3時間25分の大作、しかもストーリーがない作品。
果たして参加希望者さんはいらっしゃるのか???
かなりドキドキのスタートとなってしまいました。

※以下、ネタバレになっていますのでご注意ください。

ニューヨーク公共図書館エクス・リブリス

さて まずは作品の紹介です。

世界中の図書館員の憧れの的であり、ニューヨーク有数の観光スポットニューヨーク公共図書館。世界有数のコレクションを誇りながら“敷居の低さも”世界一と言えるほど、ニューヨーク市民の生活に密着した存在でもある。

この図書館が世界で最も有名である<理由>を示す事で、公共とは何か、ひいてはアメリカ社会を支える民主主義とは何かをも伝える。図書館の未来が重要な意味を持つ、必見の傑作ドキュメンタリー。(作品ホームページより)

「この映画を楽しむためには世界史の知識、特に文学史・宗教史・哲学史・社会運動史・政治史等に対するある程度の知識が必須かも」というレビューを見てしまって、かなり不安になる管理人、、、

📢国会読書倶楽部「みんなで映画をみよう第2回」

 

「ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス」

 

参加される方は21:00にスタートボタンを押して#国会読書倶楽部 #ニューヨーク公共図書館 で呟いてください

 

尚 私は映画には疎く予備知識もありませんので皆さまのツイートに期待しています😆

いきなり皆様に期待してるけど大丈夫だろうか・・・?

感想ツイート

ツイートによる参加
sabumasaさん
palさん
C.Jumperさん
やよいさん
青木さん
管理人ふみか
(敬称は省略させていただきました)

 

sabmasa 視聴スタート。再生ボタン押しました。
青木 カチンコ! スタート
pal 2回目の視聴!
sabmasa ただでさえ難しいトークが早すぎて頭に入ってこない・・・😂

ふみか 図書館で資料を探す、子どもが勉強する、講演をする、コンサートがある

そしてがんがん求人&求職活動をする。職安ではなく図書館…?

sabmasa この空間、実はまさに行ったことがある。
青木 そういえば海外で図書館に入ったことないな。
sabmasa 懐かしい!まさにダイヤルをまわして必死に記事を探したw
青木 まさにライブラリー

ほぼ1時間経過

ふみか エルビスコステロ?
pal このネット環境のない人の話のシーンは。貧困でネット環境のない子どもの孤立の話しを思い出すんだよね。
pal デジタル・インクルージョン
pal 「言葉は政治的だ」
pal 今の日本に詩人っているっけ。
pal 公共とは多様性なんだと思うよね。
pal ほんと、基本的なPC教室とかって無料でやるべきなんだよね。それも公共の役目
pal うちの市にも人権委員会が欲しいわ。
ふみか 離席してまして今復活しました。映画についていけるかな…

(…基本ドキュメントなので 全く影響なかった感じです)

pal 日本の図書館は子育て世代にターゲット絞りすぎるよね。

ふみか これ見て図書館って何でもありだし、全ての層に必要なものだと気付かされました。前回の「パブリック 図書館の奇跡」では図書館はホームレスの人達のシェルターとして機能していた

pal うちの市の図書館でいえば、絵本の読み聞かせ会や夏休みの工作教室、作文の書き方教室とかばかり…
もっといろんな層が集まれる空間にするべきだなぁと思いました。

C.Jumper うちの区の図書館は大人向けのイベントもなんかあった気がする!

青木 建築物としての図書館、面白い
ふみか 図書館の進化とその必要性
sabmasa 落ちてたwww
多分20分間ぐらいだと思うので、戻って見直す・・・今日中に見終わるのは多分難しい気がするので、ひとまず行けるところまで・・・

ふみか お疲れ様です

ふみか 行政に働きかける、さまざまなことにチャレンジする、外部に図書館の必要性をアピールする、全部「攻め」だよね

すごいな

pal 読書会やりたいなぁ。
はぁ。コロナ…
ふみか 今度は図書館の運営についての話し合いかな?どの部屋も女性の割合が高い
pal 日本の公共性、中立性って間違ってる。右でも左でもないってのがソレでしょ。
1番の公共とは多様である事。

2時間経過

pal 多数派のため=公共ではないって、難しいけど訴えていきたいと思う。
pal この朗読している人の髪型可愛いなって思ってた真似したけど上手く巻けなかったw
sabmasa 図書館とは人・・・こんな言葉を吐ける人がこの国にどれだけいるだろうか・・・

pal なんだろなー。みんな古本屋にはいくのに図書館にいこ!ってならないんだよね。

青木 日本では図書館ってお勉強やお仕事のイメージ強すぎる気がします、「かしこ」を求められるようなハードルの高さかな。もちろん学校教育の影響だと思いますが。。。

やよい 図書館いきまくりでした。カフェにいくくらいの気持ちよさで📖

ふみか 子どもたちを図書館に来させるには?
コチラからは提案しない
子どもたちから提案させる方がうまくいく

青木 仕組みが違うんだとうけど、分館がいっぱい

ふみか 規模は全然違いますが、日本の市民図書館とその分館(支所とか公民館にある図書室)みたいですね。予約を入れると、各図書館&図書室から本が集められ、まとめてコンテナ便にして配達される

青木 行政区内でのネットワーク化が進んでそう。

ふみか ホームレスの問題だ
sabmasa こうやって大人数で机を囲みながら、本の感想を語り合うというのはとても豊かな時間の使い方だなぁ。今となってはものすごくかけがえのないもののようにも思える。
ふみか 参加しなければ注目してもらえない。
ふみか 全体の流れを皆で理解し共有し運営を考える。全員がプロだ。

2時間半経過

pal 予算って減らされると規模が縮小されていくんだよね。質も悪くなって利用者も減る。
それなら、利用者増やして質を上げて規模(利用層)を拡大して予算を増やそうぜって発想。最高すぎる。
pal 投げ方😂
ふみか 奴隷と労働者の話が
派遣と正社員の関係みたいなんですけど…
sabmasa こうやって1ページ1ページを写真に撮り、アーカイブ化していくんだな。当たり前のことだけど、このような作業を想像すらしなかった。
pal こんなにマルクスを熱弁する勉強会に参加したい
ふみか 話者が聴衆の目を見てはなしてるんだよね。当たり前のことだけど。結果ありきの議論ではなくて、わきまえている人もいない

青木 日本の図書館って電子書籍の取り扱いいどうなってるんだろう? 考えたことなかった。

ふみか 電子図書の貸し出しサービスをしている図書館もありますよね

青木 ニーズ的にはその方向でしょうね。ライセンス問題も紙と同じように考えればいいのか。

pal 「図書館は民主主義の柱」
名言よな😌
sabmasa 一郎さんの牧場でー イーアイイーアイオー🎵(違うw)
ふみか 奴隷問題を語ってる。例えば今の日本の図書館で徴用工とか慰安婦問題とかをディスカッションするってあるのかな…
ふみか 政治的なメッセージも必要。自分たちの考えが反映されているとわかれば政治家はカネを出す。したたかだ
sabmasa 録音書籍?の録音シーンだが、この映画はもはや図書館についての映画ではない。
なんというか図書館というひとつの社会のバックヤードを観ているような・・・

ふみか 歴史修正。米国版「新しい歴史教科書をつくる会」?

青木 どこの国にも教科書を歴史修正に利用する組織があるんですね

ふみか 歴史修正はあるだろうけど、教科書もあるとは。。。
(日本人には言われたくないだろうけど)

ふみか さらに、そういう場面を映像にできることにも驚きます

青木 うわっ、なんちゅう美しいエンディングへの持っていき方

ふみか う、、、美しいエンディングへの持っていき方なんですか?自分にはわからなかったです。。。

ふみか 維新が図書館の司書なんかAIでいいと言ってたらしいけど、これはAIができるような仕事ではなくて、むしろAIではできない部分の仕事ではないかと思いました
青木 完走お疲れさま
パブリックの意味を再確認させられる構成でした
ふみか お疲れ様でした。
ひとりでは観ないような映画も楽しく見れました。感謝です。
次回の希望などあれば受け付けますので、どうぞ今後もお付き合いくださいませm(__)m

pal 楽しかったです😊

ふみか よかった~
最初のほう、家人がバタバタしてて見れなかったので、戻った時にPALさんがたくさんツイートしてくれてたのがすごくうれしかったです。ありがとうございましたm(__)m

pal 1人でタグを荒らしてしまうかと思って💦 後半は観る方に集中しました!笑
みんなで観るのはやはり良いです✨

ふみか いやいや。ほんとーに嬉しかったです!感謝感謝❤️❤️❤️

pal また次も楽しみにしてますね\( ˆoˆ )/💕

ふみか はーい❤️

pal おやすみなさーい( ˇωˇ )スヤァ💕

ふみか おやすみなさい (っ ̯ -。)ネムネム.

sabumasa ありがとうございましたー!相当遅れて先ほど見終わりましたwこれは企画していただけて本当によかったです(こういう機会がなければ結局観なかった気がします)

ふみか いえいえ。こちらこそ参加していただけて感謝です。これからも映画の紹介期待しています😊

https://twitter.com/lolpallolpal/status/1487091319575289860?s=20&t=TzmL2bXP2tyLbBDKFW3LOQ
x.com
x.com
映画『ニューヨーク公共図書館 エクス・リブリス』公式サイト
世界で最も有名な図書館のひとつ その舞台裏へ。巨匠フレデリック・ワイズマンの傑作ドキュメンタリー。5/18(土)より岩波ホールほか全国順次ロードショー

sabumasaさんのニューヨーク公共図書館体験記

sabumasaさんが以前ニューヨーク公共図書館に行った時の体験記を寄せてくれました!!

NY滞在4日目。色々意外に忙しく、全く何も書けないが、昨日すごく面白かったことのひとつ。

8/23(水)
ホテルからホントにすぐのところにニューヨーク公共図書館があり、せっかくアメリカに来たんだからここでしかできないことをしようと、仕事にまつわる古い新聞を読もうとホテルで調べて目星を付けてやってきた訳。公に開かれている図書館として世界有数のものだそうで、明確に調べたいものがあれば登録も必要なく市民でもなく調べられるとのこと。

その調べものの感動も後日書きたいんだが、今日のところはその後のこと。

夏限定で映画の上映をやっていて、たまたまその日が上映日だった。

で観たのがこれ。限りなく飛び込みだったので「Jazz On A Summer’s Day」(真夜中のジャズ)というタイトル以外何の情報もなく、部屋に通されたのだが、その部屋が1900年代の初頭の社交場を彷彿とさせるようなすごく素敵な部屋で、映画がこれまた奇妙かつ楽しめるものだった。1958年の第5回ニューポート・ジャズ・フェスティバルを記録したドキュメンタリー映画なんだが、ジャズそのものよりも時間が経つにつれ、音楽にほだされてどんどん開放的に妙にノリノリになっていく観客たちもしっかり捉えられていて(私にはそっちの方が面白かったのだが)、感覚的にすごく楽しめるものだった。

上映は16ミリで、途中休憩もありつつ、映画の観客自体のノリもよく、曲が終わるごとに拍手が起こったり。

もともとこのホテルに泊まる予定ではなかったのを途中で変更したので、本当に便利な立地やこの場所を含めて、テニス観戦のみならずすごく満喫できている。反面こんなことばかりやってるので、通常のNY観光に割ける時間が残り少なくなってきたのが困ったところで(笑)

終わりに

最後のsabumasaさんの「飛び込みで観る映画を1900年代の社交場のような部屋で上映し観客がノリノリだった」というレポートにそそられる管理人です。

人に寛容になりましょうとか、お互いの価値を尊重しましょう、ではなく、最初から空気のように当たり前に「そこにあるもの」。本当なら名前すらなくていいはずのもの。。。そういうのがほんとに大切なものなんだろうななどと思ってしまった管理人です。

国会読書倶楽部では、皆さまからのおすすめの本や映画を常時募集しています!一言でもいいので感想を添えてくれると嬉しいです!

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