法と条約に関する本

憲法本

毎日毎日、腐敗だ、不正だ、疑惑だ、癒着だ、と枚挙に暇がない代議士の方達ですが、このまま好き放題に任せきりというわけにはいきませんよね。憲法改正、憲法審査会、国会を見ているとそんな言葉もしばしば登場します。国民も勉強が必要です。ツイッターで紹介していただいた本の中から憲法や条約についての本をピックアップしました。

憲法

檻の中のライオン

『檻の中のライオン』楾大樹著
第2回感想戦にさせていただいた本です。レビューは下のリンクからどうぞ

感想『檻の中のライオン』
国会読書倶楽部第2回感想戦 檻の中のライオン 楾大樹(はんどうたいき) たまにニュースなどで取りざたされる憲法改正案。結局何が問題でどこを改正しようとしているのか、なぜ改正したいのか、どうして改正が進まないのか、よくわからないうち...

檻を壊すライオン

『檻を壊すライオン』楾大樹著

安倍晋三氏が総理辞職をした直後に発売された本で、結果的に安倍政権8年間を憲法に即して解説する形になっています。「檻の中のライオン」は気軽にさっと読める感じですが、「檻を壊すライオン」はボリュームもあります。とはいえ「檻の中のライオン」が憲法の取説ならこちら「檻を壊すライオン」は憲法の実用書。読み物としてはこちらの方が面白いかもしれません。

例えば小西ひろゆき氏と安倍晋三氏の国会でのやり取り。憲法改正をしたくてたまらない安倍晋三氏がろくに憲法を知らないことが証明された案件。これがどんなに大問題だったのか。憲法の重要性・憲法が何を縛るものなのかを知った今になると自民党政権の底の抜けっぷりに驚きます。

もちろん自民党改憲草案についても詳しく書かれています

「檻を壊すライオン」楾大樹著を読んでいます。
(嘘です。めくってるだけです)「檻の中のライオン」が憲法の簡単な取説ならこちらは時事問題に基づいた応用編。固有名詞がバンバン出てきますので、そこは面白いと思いますし、日本本気でヤバいという恐怖感も比較にならないくらいアップです
プルプル(((;゚д゚;)))プルプル改憲草案がどんなにヤバいのか
特定秘密保護法、モリカケ、桜、文書の改ざん、シュレッダー廃棄、どの規定に反しているのか。。。まあ はっきり言って、一般の人が一度読んで理解できるような内容ではないと思いますが、問題が起こった時に 関連したページを開いてその意味を考えるには最適だと思いますので私的には「国会ウォッチのための参考書」と、あとは「ウヨ対策のお守り」的な本だと思いました。

作者は「学校で憲法の出前授業をしようとしたらクレームが来た」「憲法なんて右だか左に偏っているに違いない」と言われたそうです

右だの左だのの論争は憲法の上でこそすべきことなのに…

腫れものに触るようでなくもっと普通に憲法や政治の話ができる国になってほしいと心から思います。
ふみか

増補 憲法は、政府に対する命令である。

『増補 憲法は、政府に対する命令である。』ダグラス・ラミス著
spicaさんからの紹介です。
付録にて自民党の思考が、、、ということです。ここ大事ですよね。

補強憲法は政府に対する命令である

13歳からの天皇制

『13歳からの天皇制』掘新著

13歳が読むにはちょっと難しい感じもしますが、逆に大人が読んでも十分すぎるほど勉強になると思います。天皇制の問題点を冷静に淡々と上げている本です。

日米地位協定

知ってはいけない 隠された日本支配の構造

『知ってはいけない 隠された日本支配の構造』矢部宏治著

日本は必ず大きな社会変動を経験することになります。
この「法治国家崩壊現象」は 今沖縄から日本に
行政の末端から中枢部に ものすごい勢いで広がりはじめています
(本文より)

近い未来。いずれ「戦後日本」が崩壊したときに家族と仲間を守りたいなら。これからの日本を生きる人たちが絶対に知っておかなくてはいけないことが書かれています。

必読です。

下のリンクのhpでは、ぼうごなつこさんがマンガにまとめたものが読めます。全部を読んでも3分もかかりませんので、是非一度読んでみてください。

知ってはいけない──隠された日本支配の構造
なぜ日本はアメリカの意向を「拒否」することができないのか? 最高裁・検察・外務省の「裏マニュアル」とは? 米軍と日本のエリート官僚とのあいだで直接結ばれた、占領期以来の密約を起源とした「ウラの掟」を暴き、「戦後史の闇」をズバリ解き明かす!

日米地位協定

『日米地位協定』山本章子著

事実上の密約である日米地位協定。これを見直さない限り沖縄の現実は変わらないし、いずれ日本全土が沖縄のようになる可能性もある。いつまでもこのままでいいわけがない。

子どもさんにもおすすめの本

けんぽう絵本 おりとライオン

『けんぽう絵本 おりとライオン』楾大樹著
たんたんさんが感想をツイートしてくれました。

以前こちらは感想を書いてるので、今日はそのシリーズの「けんぽう絵本 おりとライオン」の感想を。

憲法について分かるよう簡単な表現で書いてあります。読んでいると、私たちの権利を私達自身でまずは知らないといけないなと感じました。権利を知っているからこそ、ライオン(権力者)が私たちの権利を奪おうとした時に、「それはおかしい!」と声をあげることができるのだと思いました。

子どもがもう少し大きくなったらぜひ一緒に読んで、憲法について教えたいです

       (たんたんさんのツイートより)

こども六法

『こども六法』山崎聡一郎著

『こども六法』
こども六法 山崎聡一郎 弘文堂 ―大人にとっての犯罪が こどもたちの日常であってはならない― 何時の時代もいじめはあるし、なくなることはない、と言う人がいます。でも、そんなのただの大人の責任放棄。「いじめ」という言葉で一括りにして包...

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