沖縄に関する本

沖縄が日本に返還されたのは、1972年5月15日。でもいまだに沖縄には米軍基地があり軍用機が低く飛び、日本政府は沖縄に理不尽な圧力をかています。菅義偉首相は「沖縄に寄り添う」と言いながら、現実には沖縄の民意を無視し続けています。

沖縄問題が複雑なのは、沖縄がもともと「琉球王国」という別の国であったこと、戦後アメリカの支配下にあったこと、日米間の協定の問題などの背景などのせいもあるかもしれません。

未だ米軍基地を抱える沖縄には新たにミサイルを配備する計画さえあります。

わたしたちが気が付かないところで戦後はまだ続いているのです。

ぼくが遺骨を掘る人「ガマフヤー」になったわけ

『ぼくが遺骨を掘る人「ガマフヤー」になったわけ』
具志堅隆松著日本という国が 戦時中、いかに国民を道具のように扱い、戦後も心無い政策を続けてきたか、ということに怒りを覚える。

具志堅さんがしていることは本来 国がやることだ。丁寧に労力と手間を惜しまず、帰せる骨は家族の元へ帰す。それがせめてもの誠意ではないのか。

おりしも

訪米した菅首相は米国と何らかの約束をしてきたようだ。4/18日の琉球新報の冒頭部分には「米国による地上発射型の中距離ミサイルの配備構想を含め、沖縄の基地負担増につながりかねない議論が…」という文字があった。

うんざりだ。これ以上の戦火は地球上のどこにも要らない。

2021年4月/ふみか

沖縄の新聞は本当に「偏向」しているのか

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これが民主主義か?――辺野古新基地に〝NO〟の理由

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国会動画

「沖縄戦で亡くなった人の遺骨採集場所の土を米軍基地建設に使う計画」についての国会での質疑答弁をいくつか動画にまとめました。政府の沖縄に対する姿勢がうかがえますのでぜひご覧になってください。

国会動画―遺骨を使った辺野古新基地建設に反対します
「遺骨」を「軍事基地」の埋め立てに使う。 こんな絶対に許せないような政策が行われようとしています。この件について国会ではどのような質疑応答が行われているのか。国会動画でご紹介します。

おわりに

今日本は「報道の自由度ランキング」で67位です。
(2022年には71位にさらに下がりました)

テレビ・新聞・雑誌などの大手メディアによる沖縄に関する情報も、デマがあったり、間違った解釈に誘導されるケースもあります。SNSでは沖縄に対する目を覆うような誹謗中傷も大変多く本当に必要な情報がその中で埋もれる場合すらあります。それがどうしてなのか、今流れている報道は事実なのか、誰かが意図した印象操作ではないのか、そういうことを問いながら日々のニュースを観ることが必要なのかもしれません。

また沖縄戦の事は学校で習いますが、それが日本のために犠牲になるための戦争だったことや、多くの民間人が巻き込まれたこと、日本軍によって集団自決を強制されたことは習っていません。私は沖縄(琉球)の歴史は日本の学校で教えるべきことだと思っています。

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