MINAMATA-ミナマタ-

カメラ

熊本県水俣市にあるチッソ工場から流された有機水銀が原因となった公害病「水俣病」。その被害者を伝説の写真家ユージン・スミスと当時の彼の妻が撮影し写真集「MINAMATA」として発表したのは1975年のことです。『MINAMATA-ミナマタ-』はそれを映画化した作品です。

「水銀に冒され歩くことも話すことも出来ない子供たち、激化する抗議運動、それを力で押さえつける工場側。そんな光景に驚きながらも冷静にシャッターを切り続けるユージンだったが、ある事がきっかけで自身も危険な反撃にあう。追い詰められたユージンは、水俣病と共に生きる人々にある提案をし、彼自身の人生と世界を変える写真を撮る──。」(オフィシャルサイトより)

主演・プロデューサージョニー・デップ。共演はビル・ナイ、真田広之、國村隼、美波、加瀬亮、浅野忠信、岩瀬晶子。

MINAMATA-ミナマタ-


加藤登紀子さんのコメント

歌手の加藤登紀子さんのコメントです
https://twitter.com/MINAMATA_movie/status/1448830662446706689?s=20

太田隆文監督のコメント

「ドキュメンタリー沖縄戦 知られざる悲しみの記憶」の太田隆文監督のツイートです。

x.com

福島みずほさんのコメント

社民党党首 福島みずほさんのツイートです。

写真家さんのこめんと

snowsun通常営業さんからも薦めらる管理人!


「入浴する智子と母」について

あの写真の「封印」を私は解いた/アイリーン・美緒子・スミスさんが語る…
(朝日新聞記事)

映画「MINAMATA」と現実

一方のチッソは、工場の付属病院における実験で、廃液を餌にかけた猫の水俣病発症が確認されてもこれを公表せず、排水を止めることもしなかった。

代わりにしたのが、「浄化装置」を取り付け、社長自らが排水を飲むというアピールだった。さらに漁業補償のほか、患者とは当時としても低額の見舞金契約(死者30万円、成年は年10万円、未成年は年3万円)を結び、問題を終わらせようとした。

しかし、この浄化装置では水銀を取り除くことはできず、その後も被害は広がった。(記事より)

彼女は、2歳で言葉と自由を奪われた。水俣病の「生き証人」がいま、伝えようとしていること/BuzzFeedNews

え?
どこかで同じような話を聞いたような…



ジョニー・デップ主演の映画『MINAMATA』で描かれるチッソの今|佐高信「この国の会社」
 ジョニー・デップが写真家のユージン・スミスを演じた映画『MINAMATA』を見た。チッソが有機水銀を垂れ流し続け...

鷲谷花さんのスレッド。とても長いので引用は一部のみにしています。ぜひクリックして全文を読んでみてください。

ものすごく勉強になります

水俣・水俣一揆

上村智子さんと写真家 桑原史成さん

エラー|NHK NEWS WEB

水俣曼荼羅

6時間12分。。。

苦海浄土 わが水俣病 石牟礼道子

沖縄県で米軍基地からPFAS汚染水が放出

おわりに

社会問題を扱う映画は、反対の立場の人たちからは攻撃され、同じ立場の人たちからは、現実との差異、解釈の違いなどで批判され、なかなかに厳しいものがあると思います。政治的・社会的配慮から日本での映像化が難しいのもなんとなく想像できます。

でも ともすれば「昔の問題」と思いがちな問題が、実は現在進行形だということ、忘れているわけではないけれど、日々追いかける社会問題が多すぎて大きすぎて、、、それが現実です。ほんとはひとつひとつが大事なことで、軽く流してはいけないことなのに、と思っていましたが、

逆にひとつひとつの問題を丁寧に追っていくことが、「今起きている問題に対峙することになるのではないのか」と。私自身は「MINAMATA」に教えられたような気がします。

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